待機老人
待機児童という言葉はニュースなどでもよく耳にしますが、「待機老人」という言葉はなかなか聞きませんよね。
ですが「待機老人」は待機児童問題よりも深刻で約52万人の待機老人がいると言われています。
この数字は待機児童よりも多く、団塊の世代が介護が必要となるいわゆる「2025年問題」。
この団塊の世代が介護が必要となる時まであと残り10年をきっています。
介護施設も増えてはいますがまだまだ不足しているのが現状です。それ以上に介護職員の不足が深刻です。
介護職に就いたはいいが続かない人も多く、人手不足となっています。
52万人の「待機老人」の中には施設に入りたくても費用が不足という方も多いのです。
介護施設や介護職員も増やさないといけませんが、費用を抑えなければ入所したくとも出来ない現状を解決することは難しいです。
政府の根本的な介護に対する政策の見直しも必要なのではないでしょうか。